こんぬづわー、元・盛岡市地域おこし協力隊きのぷーです (*> ᴗ •*)ゞ
今日は、「楽しい盛岡弁講座(基本編)」と題し、地元の言葉を探して集めてみました。講座って言っておりますが、単純に、私が岩手県外出身なので、単純に盛岡の言葉を知りたいと思ってまとめました。是非最後までお付き合いください(^∀^)ノ
早速行ってみましょう!
岩手県盛岡市を中心に話される「盛岡弁」は、南部弁の一種で、東北地方の中でも比較的聞き取りやすい方言とされています。
それでも、初めて耳にする人にとっては「これってどういう意味?」と感じることも多いはず。
この記事では、盛岡弁の特徴や基本的な表現、地元ならではの言い回しなどを紹介していきます。
盛岡弁の特徴
語尾の変化が特徴的
盛岡弁の最大の特徴のひとつが語尾の変化です。共通語と比べると、やわらかく、親しみやすい印象を与えます。
| 共通語 | 盛岡弁 |
|---|---|
| そうだね | んだべ |
| している | してら |
| しなければならない | しねばまいね |
| だから | だがらよ |
例えば、「明日は寒いらしいよね」という共通語の表現は、盛岡弁では次のようになります。
「明日、わり寒いらしいべな!」
「べな」は「~らしいね」というニュアンスを持ち、推測や同意を求める表現として使われます。
独特なイントネーション
盛岡弁はイントネーションにも特徴があります。全体的に語尾が上がることが多く、優しい印象を与えます。また、「い」と「え」の発音が曖昧になることがあり、「行く(いく)」が「えぐ」と聞こえることも。
また、「す」が「し」になることもあります。例えば、「好き(すき)」が「しき」になったり、「すごい」が「しごい」になったりします。
よく使われる盛岡弁フレーズ
盛岡の人と話すときに役立つ、よく使われる盛岡弁をいくつか紹介します。
基本の盛岡弁
| 盛岡弁 | 共通語 | 例文 |
|---|---|---|
| んだ | そうだ | んだ、それだば!(そうだ、それだよ!) |
| け | ください | お茶け!(お茶ください!) |
| しゃっこい | 冷たい | この水、しゃっこいな |
| いずい | 違和感がある | なんか、この服いずいな |
| こわい | 疲れた | 今日は仕事でこわい |
| したっけ | それじゃあ | したっけ、またな! |
| わり | すごく | 今日の寒さ、わりひでぇな!(今日の寒さ、すごくひどいね!) |
| まいね | だめ | そんなことしちゃまいねよ! |
「いずい」や「こわい」は、特に初めて聞くと意味を取り違えやすい言葉です。例えば、「こわい」は「恐ろしい」という意味ではなく、「疲れた」という意味で使われます。
盛岡弁での会話例
A: んだんだ、今日わり寒いべ!
B: んだべな。手がしゃっこくてやばいわ。
A: ストーブつけたが?
B: まだつけてねぇけど、もうつけねばまいねな。(まだつけてないけど、もうつけないとダメだね。)
盛岡の冬は寒さが厳しいことで有名です。こんな会話が日常的に交わされているかもしれませんね。
盛岡弁にまつわる豆知識
「したっけ」の使い方
「したっけ」は北海道弁でも使われることで有名ですが、盛岡弁でもよく使われます。「それじゃあ」「ではね」という意味で、別れの挨拶としてよく使われます。例えば...
「したっけ、またな!」(じゃあ、またね!)
盛岡弁は南部弁の一種
盛岡弁は南部弁に属し、青森県の一部や秋田県北部とも共通する表現があります。特に「んだ(そうだ)」や「まいね(だめ)」などは、広い範囲で使われています。
盛岡弁はやさしい響きが魅力
盛岡弁は、語尾が上がることが多いため、全体的にやさしく親しみやすい印象を与えます。特に、お年寄りが話す盛岡弁は、どこか懐かしく温かみを感じる人も多いでしょう。
盛岡弁色々
純粋な盛岡弁ではないけど、日常生活で飛び交うであろう言葉も含まれております。ご了承下さい
挨拶の表現
「おはやがんす」=おはようございます
「おばんでござんす」=こんばんは
「おばんでございやんす」=こんばんは(女性の言葉)
「おめでとがんす」=おめでとうございます
「おめでとございやんす」=おめでとうございます(女性の言葉)
「ありがとがんす」=ありがとうございます
「ありがとございやんす」=ありがとうございます(女性の言葉)
「おゆしぇってくなんせ」=ごめんね
「おでんせ」=いらっしゃい、おかえりなさい
「おでって(くなんせ)」
1.いらっしゃい、おかえりなさい
2.中ノ橋通一丁目にある「プラザおでって」の略称
「おしずかに、ご油断なく」=さようなら
「よぐおでんした」=いらっしゃい、おかえりなさい
おでんは関係なくってよ笑

盛岡駅の「よくおでんした盛岡さ」って案内板を見ると、未だにおでんがパッと頭をよぎる

人称・呼称の類
「えなさん」=若旦那
「おめぇはん」=あなた
「おんず」=長男以外の男の子
「はらけい」=原敬(はらたかし)の愛称
所有格
「わらす」=子ども
「おらほ」=うちら、我が家
「うな」=お前、君
物
「おでぇもつ」=金銭
「じぇね」=お金
「にっぽー」=岩手日報
「タイムス」=盛岡タイムス
動物・食べもの・飲み物
「あげず」=とんぼ
「いものご」=里芋
「げぇだが」=毛虫
「のこのこ」=蝉のさなぎ
「びっき」=蛙
「べご」=牛
自然現象など
「あめゆぎ,べっちゃゆぎ」=霙雪
体の部位
「でんび」=おでこ
地名など
「せいなん」=盛南。盛岡南新都市の通称。盛岡市本宮地区・向中野地区を指す。かつては田園地帯であったが、1990年代より区画整理・再開発が進められた。
2025年2月末現在「盛岡市盛南」という地名は存在しません
建物・施設
「アイビーシー」=岩手放送(Iwate Broadcasting, Co.,Ltd.)。日本テレビ系列
「アイーナ」=岩手県民情報交流センター。盛岡駅前にある岩手県の複合施設
「いだい」=岩手医科大学
「いわぎん」=岩手銀行
「かわとく」=盛岡市のご当地百貨店。1866年創業。本店は盛岡市菜園にある「パルクアベニューカワトク」
「もりしん」=盛岡信用金庫
「がんだい」=岩手大学
「けんだい」=岩手県立大学
「けんたい」=岩手県営体育館
「サイド・ビー」=「SIDE-B」、盛岡バスセンター跡地にあった広場の愛称
「マイヤ」=スーパーマイヤ
「マリオス」=盛岡地域情報センター。盛岡駅西口前にある、いわゆる「複合インテリジェントビル」
「マルイチ」=スーパーマーケット マルイチ
「バスセンター」=盛岡バスセンター。盛岡市河南地区にある市内最大級のバスターミナル。初代バスセンターは1960年4月20日に開業し2016年9月30日に営業を終了したが、操車場の機能は存続。2022年秋に新盛岡バスセンターが再度開業
「たもり」=本部が紫波町にある地元のスーパーマーケット。コストコの商品も取り扱っている。
動詞・形容詞・その他
あ行
「あべぇじや」=行きましょう
「あめる」=腐る
「あんべ」
①行こう、来い
②(名)具合(=塩梅)
「いっとぎま」=ちょっとの間
「いっぺ」=いっぱい
「うるがす」=水につけて潤わす
例:「湯っこさうるがしといで」
「おあげんせ」=召し上がれ
「おがる」=大きくなる、育つ
※紫波町の「オガール」命名由来のことば
「おけぇった」=ころんだ
「おもっさげねぇ」=申し訳ありません
※夕方以降や夜遅い時間に人を訪ねる際に使われる
か行
「かっぽぞす」=外へ落ちる
「〜がんす」=〜です
「きどころね」=うたたね
「きゃっぱ」=(靴のままで)水の中に入ってしまう
「くられる」=叱られる
「け」=食べなさい
例:はやく、け!
「けずる」=(ブラシで髪を)梳かす
例:髪けずってってね
「けっけらご」=片足で歩く
「~けろ」=~してちょうだい、~して下さい
例:おらど、つぎあってけろ
「こ」=来なさい
例:こっちゃ、こ!
「ごしゃげる」=腹が立つ
「こちゃがてぇ」=くすぐったい
さ行
「さがぶ」=叫ぶ、怒鳴る
「〜ささる」=〜できる
「さっぱと」=一向に
「〜さらない」=〜できない
例:このペン書かさらない (書きたいのに書けないニュアンス?)
「したっけ」=そうしたら(接続詞?)
「しゃっけぇ、ひゃっけ」=冷たい
「しょしがる」=恥ずかしい
「すぺぇつこ」=一番おしまい
「せっこいで」=面倒臭がる
「せっこき」=怠け者
「そう」=言う
「そんま」=すぐに
た行
「たなぐ」=持つ、持ち上げる
「ではる」=出る、現れる
「てんどわる」=要領が悪い
「てろんてろん」=つるつる
「でろんでろん」=つるつる(てろんてろんより程度が大きい)
「どやす」=どうする
例:こったらに汚してどやすのよ!(こんなに汚してどうするの!)
「どでんした」=びっくりした
な行
「なげる」=捨てる
「なはん」=あのね
「のっこり」=たくさん
は行
「はだぐ」=殴る、叩く
「ばんきっしゅ」=じゃんけん
「ひょんたな」=妙な
「ふたつける」=叩く、殴る
例:「ふたつけるぞ!」(殴るぞ!)
「ぺっこ(ぺぇっこ)」=(ほんの)少し、ちょっと
例:ぺっこ、けれ!
「ほんでね」=違う。そうではない
例:A「明日は盛岡駅で待ち合わせ?」 B「ほんでね!アイーナだ!」
「ほに」=本当に
ま行
「まがす」=(液体を)こぼす。 愚痴をこぼすときには使わない
例:「味噌汁まがしてしまったー」
「むぜぇ」=可哀そう
「めげぇー」=可愛い
「めんこい」=可愛い
*「岩手めんこいテレビ」(フジテレビ系列)の名前にもなっている
「もうはいいは」=もういいです
や行
「やくだれ」=わざわざ
「やせぇねぇ」=はらはらする
「やばつねぇ」=不潔な
「やんた」=嫌だ
ら行、ん
「んだ」=そうだ
濁音行
「ゴエティー」=岩手朝日テレビのマスコットキャラクター
「だからさ」=そうなんだよ、それな(同意)
「でんでんむし」=盛岡都心循環バスの愛称
文法
動詞の活用変化
「〜がんす」
例:そうでがんすなす(=そうですよね)
そうでながんす(=そうではありません)
「〜っこ」
例:おづりっこ(お釣り)、おぢゃっこ、あねっこ
※チャグチャグ馬コ(表記は「馬コ」ですが、「うまっこ」と言います)
不定期に更新いたします
まとめ:盛岡弁を楽しもう!~やさしくてあったかい南部弁~
盛岡弁は、標準語に比べてやわらかく、温かみのある方言です。語尾の変化や独特な言い回しを知ると、より盛岡の文化に親しみを感じることができるでしょう。
もし盛岡に行く機会があったら、ぜひ現地の人と盛岡弁で話してみてください!「んだんだ」「しゃっこい」「したっけ」など、実際に使ってみると楽しいですよ。
したっけ、またな!