こんぬづわー、元・盛岡市地域おこし協力隊きのぷーです (*> ᴗ •*)ゞ
今日は、昔、東京・大手町にあった某企業のデータセンターで働いていたときの小ネタをひとつ。是非最後までお付き合いください(^∀^)ノ
早速行ってみましょう!
今日のお題:なぜサーバーは「サーバ」?NTTやIT業界に見る“伸ばし棒省略”のナゾ
はじめに
「カスタマサービスセンタ」
あれ? 伸ばし棒(ー)がない。
カスタマーサービスセンターちゃうのん???
当時、初めて見たときに「あれ? 誤植?」と思ったのを今でもはっきり覚えています。
けど、周りは誰も気にしていないどころか、当たり前のように「センタ」「サーバ」って表記を使ってる。
これは何か理由があるに違いない…って、地味に気になってました。
で、いろいろ調べたり、実際に現場で経験したりして分かってきたんですよ。
どうやら、業界ならではの「文化」と「事情」が背景にあるみたいなんです。
なぜ「サーバー」じゃなくて「サーバ」なのか
IT系や通信系の仕事をしていると、「サーバ」「センタ」「ユーザ」って表記、ホントによく目にします。
最初は「なんでわざわざ伸ばさないの?」と思ったりもしたんですが、そこにはちゃんと理由があったんです。
理由①:昔のシステムでは「伸ばし棒」は“贅沢品”
まず知って驚いたのが、昔の文字コードの制限。
当時は、1バイト(もしくは2バイト)単位で文字を扱っていて、画面表示も紙の帳票も「1文字でも少なく!」っていうのが鉄則だったそうです。
たとえばラベルに「サーバー管理センター」なんて書こうものなら、表示枠からはみ出る。長音「ー」も1文字扱いなので、バッサリ削っちゃえ!ってノリだったんですね。
効率優先、実用第一。まさに昭和の現場っぽい感じ…。
理由②:旧・電電公社の“略語文化”が今も息づいてる
NTTって、もともとは電電公社っていう国営の会社だったんですよね。
で、この会社の文化がまた独特で、
「とにかく簡潔に!ムダなく!」
が徹底されてたそうです。
たとえば:
- 通信センタ
- データサーバ
- 端末ユーザ
こんなふうに、現場で使う書類や図面に合わせて「伸ばし棒を省略する」が標準ルールになってたみたいです。
今思えば、「そういう時代だったんだなぁ」ってしみじみ感じます。
理由③:とにかくスペースが足りなかった
あともう一つ、わかりやすい理由が
「物理的にスペースがない」
ってこと。
昔の機器のパネル表示や、ラベル印刷って、ホントに小さい枠に無理やり情報を詰め込んでたんですよ。
だから「ー」があるだけで文字がはみ出したり、読みにくくなったりする。
今の感覚でいえば、「ちょっとくらい詰め込んだらええやん」って思うかもですが、当時はその“ちょっと”が命取りだったんですよね。
理由④:「業界の共通言語」として定着
この表記、最初は不自然に感じたけど、業界に染まってくると逆に「サーバー」と書かれてると違和感を覚えるようになります(笑)
- 富士通、NECなどのマニュアルも「センタ」「ユーザ」表記が多い
- 技術者向けのドキュメントは略表記がデフォ
つまり、この省略表記が“通”の証みたいな空気感すらあるんですよ。知らない人が「サーバー」って書くと、「あ、新人かな」って思われるくらい。
最近は「普通の表記」に戻ってきてる?
とはいえ、最近ではクラウド系や外資系、若いベンチャー企業なんかでは「サーバー」「センター」みたいにフルのカタカナ表記もよく見かけます。
- 英語表記をそのままカタカナ化(Server → サーバー)
- 社外向け資料や広告では分かりやすさを重視
要するに、TPOで使い分ける時代になってきてる感じですね。
昔ながらの表記が悪いとかじゃなくて、「社内ではセンタ」「社外にはセンター」みたいな感じ。
結論:たかが伸ばし棒、されど伸ばし棒
昔、「なんで伸ばさないの?」って不思議に思ったあの違和感。その裏には、歴史と文化と現場の工夫がぎゅっと詰まっていたわけです。
| 表記例 | 省略形 | 背景 |
|---|---|---|
| サーバー | サーバ | JIS制約、現場の慣習 |
| ユーザー | ユーザ | 電電公社文化、略語文化 |
| センター | センタ | ラベルや帳票での省スペース |
| プリンター | プリンタ | 富士通などのIT系文化 |
昔を思い出すと、あの頃のラベルやマニュアル、みんな無機質なんだけど、妙に味があったなぁ…なんて、ちょっとセンチになりますね。
こんな表記、他にも見たことある?
この記事を読んで「あ〜、確かに!」って思い出した方、いらっしゃるのではないでしょうか?
他にも「この業界だけの表記あるよ!」とか「初めて見たとき意味わからんかった!」なんて経験があれば、ぜひコメントやSNSで教えてください。
それでは今回はこのへんで。また次の記事でお会いしましょう!