【元・盛岡市地域おこし協力隊】地域活性化はたった2つの心がけでできます

地域おこし協力隊の話

【元・盛岡市地域おこし協力隊】地域活性化はたった2つの心がけでできます

24/03/01

きのぷー
きのぷー

こんぬづわー、元・盛岡市地域おこし協力隊きのぷーです (*> ᴗ •*)ゞ

今回のテーマは、「地域活性化はたった2つの心がけでできます」。地域おこし協力隊として活動してきた中で、「何もない」と地元の方が仰るものの、私から見れば「地域資源に溢れた宝の山」だと率直に思ったことが少なくありません。そこで今日は「地域にあるもの」を活かして、地域活性化につなげる一手をお伝えします。是非最後までお付き合いください(^∀^)ノ

早速行ってみましょう!

今日のお題:地域活性化はたった2つの心がけでできます

はじめに

「うちの町には何もない」
「都会と比べたら劣っている」
「人が減ってるからどうしようもない」

こんな言葉を耳にすることはありませんか?

地方の衰退が進む中、多くの人が現状を嘆き、「ないものねだり」の思考に陥りがちです。でも、よく考えてみてください。本当に「何もない」のでしょうか?

地域の未来を変えるために必要なのは、「ないもの」に目を向けるのではなく、「あるもの」を探し、それを活かすこと。そして、どんなに小さくても、行動を積み重ねていくことです。

地域活性化のカギは「『あるもの』に気づくマインドセットと「小さな挑戦の積み重ね」の2つ!

「あるもの」に気づくマインドセット

成功している地域と衰退していく地域の違いは、資源の豊かさだけではありません。むしろ、大きく影響するのは「どう考えるか」=マインドセットです。

たとえば、過疎が進んでいる地域AとBがあるとします。

  • A地域の考え方:「人がいないし、高齢者ばかりだからもうダメだ」
  • B地域の考え方:「都会にはない、昔ながらの暮らしが残っている。これを観光資源にできないか?」

この違いが、未来の明暗を分けます。

B地域のように、「今あるもの」を活かそうとするマインドセットを持つことで、新たな可能性が見えてきます。

✅ 人口が少ない → 自然や静かな環境を生かしたワーケーション拠点にできる
✅ 高齢者が多い → 昔ながらの技術や知恵を観光や教育に活用できる
✅ 小規模な商店ばかり → だからこそ個性的な店が集まるエリアを作れる

「ないもの」ではなく「あるもの」を活かす発想が、地域活性化の第一歩です。

小さな挑戦を積み重ねよう

マインドセットを変えたら、次に大事なのは「行動」。でも、いきなり大きな事業を始める必要はありません。むしろ、小さな挑戦をたくさん積み重ねることが、未来を切り開くカギになります。

たとえば…

地域の魅力を発信する
「うちの町の良さなんて、誰も興味がない」と思うかもしれません。でも、本当にそうでしょうか?SNSで地域の風景や文化を発信するだけでも、共感してくれる人は必ずいます。小さな発信が、大きな反響を生むこともあります。

小規模イベントを開く
いきなり「町おこしフェス」を開催するのは大変。でも、地元の食材を活かした試食会や、昔ながらの手仕事体験会など、小さなイベントなら実現可能です。参加者が増えれば、次のステップにつながります。

他の地域の成功事例を試す
「よそで成功したことを、うちでもやってみる」というのも効果的です。たとえば、古民家をリノベーションしてゲストハウスにする事例があるなら、小さなスペースを使って簡易的な宿泊体験を提供するところから始めてみる。まずは試してみることが重要です。

こうした小さな取り組みが積み重なることで、地域に変化が生まれます。

マインドセットの違いが生む地域の未来

「ある物探し」のマインドセットが地域の可能性を広げることは、さまざまな事例からも明らかです。

① 廃校を「負の遺産」と見るか、「新たな資源」と見るか

少子化が進む地方では、多くの学校が廃校になっています。しかし、廃校をリノベーションして新たな価値を生み出すことも可能です。

  • ネガティブな見方:「子どもが減って学校がなくなるなんて寂しい」「もうこの地域は終わりだ」
  • ポジティブな見方:「広いスペースがある、これをどう活用できるか?」

例えば...

廃宿泊施設やコワーキングスペースに
廃校を美術館に改装し、地域の文化拠点に
廃校を活用して地元の発酵食品を学べる食の体験施設を開設

「廃校=衰退の象徴」ではなく、「新たな活用のチャンス」と捉えるかどうかで、地域の未来は変わるのです。

② 「田舎だから仕事がない」 vs. 「田舎だからこそできる仕事がある」

地方では、「仕事がない」と嘆く声をよく聞きます。しかし、見方を変えれば「地方だからこそできる働き方」があります。

例えば...

オンライン×地域ビジネス
 → ネットショップを開き、地元の特産品を全国に販売する事業者が増えています。都会の競争に巻き込まれず、独自の魅力を発信することで成功するケースも。

地方ならではの観光・体験サービス
 → ただの農業ではなく、「農業体験」「田舎暮らし体験」などを提供し、都市部からの移住希望者や観光客を呼び込む動きも広がっています。

クリエイティブな仕事の拠点
 → デザイナーやライターなど、パソコン1台でできる仕事なら、都会に住む必要はありません。実際に、地方に移住してライフスタイルを楽しみながら働く人も増えています。

「仕事がない」のではなく、「今ある環境を活かした仕事を作る」という視点に変えられるかがカギです。

③ 「観光資源がない」 vs. 「地域の暮らしそのものが観光資源になる」

「うちの地域には観光スポットがない」と考える人は多いですが、本当にそうでしょうか?

都会の人にとっては、地方の「普通の暮らし」そのものが新鮮な体験になります。

例えば...

古民家宿泊 × 地域の食文化体験
空き家をリノベーションして宿泊施設にし、地元の食材を使った料理体験を提供。都会の人々に「田舎暮らしの魅力」を伝え、人気を集めています。

漁業や農業体験
「地元の人にとっては当たり前の仕事」も、都会の人には魅力的な体験になります。実際に、漁業体験や田植え体験ツアーが成功している事例もあります。

地元の祭りや文化を前面に
規模の小さな祭りや伝統行事でも、「その地域ならではの魅力」として発信することで、観光客を呼び込むことができます。

「観光資源がない」と考えるのではなく、「地域の日常に価値を見出す」ことが大切です。

「ある物探し」を地域の文化にするために

  1. 地域資源を再発見する
    まずは、地域の人々が「自分たちの強み」を客観的に知ることが重要。そのために、ワークショップや外部視点の導入を活用する
  2. 小さく試し、成功体験を積む
    いきなり大きな改革を目指すのではなく、まずは身近なところから実験的に取り組む。「こんな活かし方があったんだ」という気づきが、さらなるアイデアを生む
  3. ポジティブな発信を増やす
    「何もない」と言うのではなく、「こんな価値がある」と発信することが、地域のイメージを変える。SNSや地域メディアを活用し、成功事例を共有することが大切

まとめ:「あるもの」に目を向け、小さく試すことが地域を変える

  • 廃校は「不要な施設」ではなく「新たな活用のチャンス」
  • 地方は「仕事がない場所」ではなく「独自の働き方ができる場所」
  • 観光資源がないのではなく、「暮らしそのものが観光資源」

こうしたマインドセットの転換が、地域活性化の第一歩になります。

繰り返しになりますが、大切なのは「まずは小さく試してみること」です。

  • SNSで地域の魅力を発信してみる
  • 小さなイベントを企画してみる
  • 使われていない空き家を何かに活用できないか考えてみる

こうした積み重ねが、やがて地域を大きく変えていきます。

「試してみる文化」を根付かせよう

地方の衰退が進む中で最も危険なのは、「どうせやっても無駄」という空気が広がること。でも、どんなに小さなことでも、やってみなければ何も変わりません。

  • まずは「あるもの」を探す
  • できることから小さく試す
  • 失敗しても、次の挑戦につなげる

このサイクルを続けることで、地域は少しずつ前向きな方向に進んでいきます。

「ないものねだり」をやめて、「ある物探し」を始めよう。
そして、小さな挑戦を積み重ねよう。

この2つを意識して小さな一歩を踏み出すことが、地域の未来を明るくする最初のアクションになり、地域活性化の大きな一歩となることは間違いありません。

あなたの地域にも、まだ気づいていない魅力があるはずです。まずは、一つでもいいので「試してみること」から始めてみませんか?

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