こんぬづわー、元・盛岡市地域おこし協力隊きのぷーです (*> ᴗ •*)ゞ
「盛岡市地域おこし協力隊が行く」、1月3連休2日目の今日は、岩手県北エリア(岩手町、九戸村、二戸市)を訪ねてきましたーレポートをお届けします。3町村の地域資源をめぐるディープツアー、是非最後までお付き合いください(^∀^)ノ
早速行ってみましょう!
全然行楽日和ではないっす

午前中の天気は曇り。今年一番の濃霧でいい感じに視界が悪い😌
全っ然行楽日和じゃないけど、雨や雪が降っているわけではないし、かえってこの天気で人の動きも鈍るとみて決行
いわて沼宮内まではバスで移動

自宅の最寄駅である盛岡駅か青山駅まで歩いていわて銀河鉄道線(以下IGR)に乗ってもよかったのですが、今回はいわて沼宮内(ぬまくない)までバスで移動し、IGRに乗り換えて二戸を目指します
ざっと料金比較
- 盛岡→二戸
- 東北新幹線利用 3,040円(乗車券1,170円 特別料金1,870円)20分
- IGR利用 2,000円 69分
- 青山→二戸 IGR利用 1,850円 65分
- バスとIGR併用(1,930円)
- (岩手県北バス) 安倍館→いわて沼宮内駅前 54分 850円
- IGR いわて沼宮内→二戸 35分 1,080円
*2020年1月時点の料金です
青山から乗っていくのが最安値だが、沼宮内に立ち寄るのもいいかなと思い、ここは敢えてのんびり行くことにしました
いわて沼宮内駅~ここは岩手県岩手郡岩手町

バスで約1時間、いわて沼宮内駅に着きました。
ここは「岩手県・岩手郡・岩手町」
東北で唯一県・郡・町名が全部同じな、盛岡市の北隣りの町
ホッケーの町・岩手町

岩手町はフィールドホッケーが盛んな町だと伺いました。1970年の岩手国体において、同町がホッケー競技の会場地に選ばれたことがきっかけ。それまでホッケーに縁もゆかりもなかったところから、地元の体育の授業にも盛り込まれ、日本を代表する選手を沢山輩出してきました

新幹線の駅があるし当たり前なんやけど、でかい!その割に利用客はそんなに多くないので、普段は大型連休や通勤通学ピーク時以外は基本静か
岩手広域交流センター「プラザあい」

もっと驚いたのは、駅舎に隣接する(というかほぼドッキング状態やし)3階建てのでかい駅ビル!町の複合施設「プラザあい」で、多目的ホールや会議室、観光・物産コーナー、レンタカー受付窓口等があります
町の名物「いわて北緯40度まんぷくそばフェスタ」(毎年2月)の会場もこちら。地元の方はもとより、岩手県北地域の交流拠点となっているようです
IGRに乗り換え、二戸へ

いわて沼宮内からはIGRに乗り、二戸に向かいます
なお、沼宮内からこの列車に乗車したん、オレひとり。

バス待ちの時間で二戸駅周辺をウロウロ
いわて沼宮内から列車に揺られて40分ほどで二戸に着きました
6月の企業訪問以来なのでほぼ半年ぶりやね
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【盛岡市地域おこし協力隊が行く】岩手県北の地場企業訪問記
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ここからさらにバスに乗り換え、九戸村の「道の駅おりつめ」へ向かいます
バスの出発まで少々時間があるので駅周辺をウロウロ
二戸駅の顔ハメパネル

「漆搔き職人さん」の顔ハメパネルを発見
カシオペアメッセ・なにゃーと

二戸広域観光物産センター「カシオペアメッセ・なにゃーと」が駅に隣接。物産センターと名乗ってますが、展望タワーやコワーキング、サテライトオフィス、ホールなどもあるので、複合交流施設やね

地元に古くから伝わる伝統的な盆踊り「なにゃとやら」から名付けられました。猫はこれっぽっちも関係ないみたいっすね
猫キャラも関係ないにゃ

駅前の飲食店はどこもうめーんだ(と聞いた)。日を改めてお伺いしたいね
二戸駅→九戸村
スワロー号に乗って九戸村へ

九戸へは、二戸⇔久慈を結ぶ都市間バス「スワロー号」に乗ります。途中、九戸村と軽米町を経由します。
九戸と軽米は鉄道が通っていないので、バスが貴重な交通機関なのです
東京方面行きの夜行バスも通ってますよ
軽米:シリウス号(かるまい文化交流センター)七戸十和田⇔東京
道の駅おりつめ「オドデ館」(九戸村)

二戸からバスで約30分。九戸村の「道の駅おりつめ」に到着、ここで下車します
盛岡駅から県北エリアにアクセスができる高速路線バス「久慈こはく号」と「白樺号」もありますが、IGRさんの「きたいわてぐるっとパス」を使って県北エリアを周回するのも面白そうなのでいつかトライしたいっす
唯一訪れたことがなかった岩手県の「村」
2024年2月19日現在、岩手県にある村は普代村、野田村、田野畑村、九戸村の4村
普代、野田、田野畑は三鉄で通ったことはあったけど、九戸は来たことも通過したこともなかったので、一度行ってみたかった場所
岩手県全市町村訪問訪ねました
おぬし岩手県出身ではないのに、やるな・・・
オドデ館とオドデ様

道の駅おりつめにある産直施設は「オドデ館」と呼びます。オドデ館の前にはオドデ様というフクロウのような像が祭られております。
オドデとは地元に伝わる民話に登場する怪鳥「オドデ様」のこと。折爪岳に住んでいて、上半身がフクロウで下半身が人間の様な出で立ちで、人間の言葉を話し、運勢や天気、病気を言い当てるなど不思議な力を持っていると言われています。
民話の中で、初めてオドデ様と出会った牛方に「鳥だべが、人だべがと思ったな。ドデン、ドデン」と相手の心を読んで繰り返し語りかける場面があります。
なるほど、オドデってそういうことか。
東京さくらトラムは
トデン、トデン…って何言わせる💢
オドデ館内

木のぬくもりを感じさせるオドデ館内。産直、地場産品、お土産、手づくり工芸品など多数のアイテムを取り扱ってます。




所変われば南部煎餅変わる!?地元・九戸村の大谷(おおや)煎餅店謹製の南部煎餅でござい

家具を中心とした伝統的工芸品、木工品を展示しているスペースがありました
レストランでランチ

せっかく九戸まで来たんやし、ここで食事しないわけにはいかん。今回は

鶏出汁のきいた郷土料理「ひっつみ定食」をいただきました✨✨
村として鶏料理を推してるっぽいっすね。これがほんまの推しメンならぬ推し鶏
鴛鴦(オシドリ)に引っ掛けてるつもりかよ💢

麺類も種類が豊富。「政実ラーメン」「おどでラーメン」ってめっちゃ気になんねんけど!また来いってことやな

なお、道の駅おりつめにはオドデ館内の他、「でんでん亭」というお食事処があります
何かとネタが豊富なオドデ館。これだけではありません。館内に気になるモノを見つけました
「天下に喧嘩を売った男」九戸政実コーナー

1つ目。「天下に喧嘩を売った男・九戸政実(くのへまさざね)」と銘打って、オリジナルグッズの販売をしていました
九戸政実は、戦国時代末期、天下統一に突き進む豊臣秀吉への反旗を掲げて戦った地元の武将。現在も政実にゆかりの史跡等が地域にたくさん残されていることもあり、政実を活用した地域振興、観光客誘致に取り組んでいらっしゃるようです
キングオブチキン(オブチキ)

九戸村は岩手県屈指の鶏肉産地。それをPRしようと、九戸村商工会青年部さんが「キングオブチキン(オブチキ)」と題し、オリジナルキャラクターをデザインしたTシャツなどのオリジナルグッズを販売しています
チキンと言えば、宮崎県の延岡の「チキなん番長」もいたねー
あま茶の里
九戸村はあま茶の産地。名前の通り、甘いお茶です。
あま茶の甘味成分はフィロズルチン。砂糖の200倍もの甘さがあると言われながら、糖質の甘みではないため低カロリー、ノンカフェインの食材として注目されているそうです。
ドイツやベルギー、イギリスに輸出されているそうです。2012年にはロンドンのMomo Cha Fine Teas社(現在は閉業)がイギリスの権威ある食品コンテストGreat Taste Awardに九戸村の甘茶を出品し、最高賞の3 Starを獲得しました。
製造元は九戸村の地域商社「九戸村ふるさと振興公社」。ジェトロ盛岡との連携で海外展開を実現させたんやろうけど、今後の自分のビジネスの参考になるやろうから話を聞いてみたい
盛岡の○○○○とコラボ!?

九戸村ふるさと振興公社さんでは様々なあま茶の商品を製造販売していらっしゃいますが、「あま茶アロニア」なるものを見つけてしまった。
しかも盛岡市産のアロニアってはっきり書いてあるから、砂子沢の農家さんから調達しているものと思われる。もしかして共同開発して商品化したのかも??
いずれにせよ知らなかった...
オートスナック九戸
田舎の古びた建物や施設も、見方を変えれば斬新なネタ、地域資源になり得そう
スワロー号の車窓から見たオートスナック九戸なる建物がやたら気になったので訪ねてみました
24時間営業 店舗外観

昭和感満載の建物。ゲームスポットとラーメン屋が併設。建物の前に駐車スペースが広いので、昔はここが長距離ドライバーさんの休憩所だったものと思われます
それこそ、道の駅おりつめができる前からあったのでしょう。コンビニエンスストアすら珍しい時代に24時間営業は貴重だったはず
ちなみに写真左の「ラーメン(屋)」はやってませんでした
オートスナック九戸 ゲームスポット

ゲームスポットって言うからにはゲーム機があるんやろうなと思っていったら、スロットマシンがメインにクレーンゲームが少々。そこそこ筐体は揃っているのに何とも言えぬ寂しさが漂ってますな
これがオートスナック

オートスナックって要は飲み物とカップヌードルの自販機のことでした。無人化、オートメーション化が巷で話題になってるけど、とうの昔から日本の田舎にセルフサービスが存在してた事実
そして、「健康志向・分煙」なんてあったもんじゃない。全席喫煙。タバコ臭100%!!
自販機の隣にこれ見よがしにスロットマシン置いてるのはなぜw
謎の貸し出し小屋

建物の脇にある2つの小屋。貸出中ってランプがあるのでお客さんに貸し出してるんやろうけど。休憩所?貸スペース?カラオケボックス?よくわかりませんでした
オドデ館周辺を散策
オートスナック九戸を後にし、もう少し周辺地域を散策してみます
折爪岳

道の駅おりつめの名前にもなっている折爪岳(標高852メートル)オドデ館からもよく見えます。360度の大パノラマは八戸の海、太平洋の日の出、岩手山を眺望することができるそうです
Uターンのスケールが違いすぎる

隣町(葛巻町)の体験交流施設「森のこだま館」の案内標識。30km戻るってUターンのスケールが違いすぎる😅 でもここらへんのエリアなら30kmは遠距離とは言わないっす
このまま軽米や久慈に行ってもよかったけど、三陸鉄道が全線復旧してからの楽しみに取っておいて、
二戸にUターンし、次の目的地は前々から気になっていた「金田一温泉」を訪ねることにします

金田一温泉(二戸市)
二戸駅まで戻り、ここから少し北上し、青森県境近くにある温泉街「金田一温泉」へ♨
温泉街はそれほど大きくありませんが、IGRの発着駅ということで、知名度はある
きんたいち?きんだいち?

「金田一」の読み方は「きんたいち」が正解。ただ、「きんだいち」「きんでいぢ」と訛っても問題なさそう
昔ながらの建物がまだまだ健在
金田一温泉郷は駅から2キロ離れたところにあるので、徒歩で向かうがてら、駅周辺も散策してみます
田舎に行くと昔ながらの建物がまだまだ多いです。
日本もロンドンみたいにもっと昔の建物を活用してもいいと思うのだが、、、
五日市酒店

藤萬菓子店

徒歩で温泉街へ

金田一温泉郷まで歩きます。今回は昔ながらの雰囲気を味わいたくて侍の湯 おぼない旅館さんを訪ねることにしました



おぼない旅館さんにて

20分ぐらい歩き、目的地「おぼない旅館」に着きました
ちょうど私が来たときは団体の宿泊客が多く、また、首都圏はじめ遠方から多数のお客様がお見えになられていました
しかも、そうした遠方からのお客様がリピーターで互いが顔なじみのような挨拶を交わしていたのが驚き
でも女将さんのおもてなし精神溢れる振る舞いを見れば、また来たくなるのも頷けます
そんな状況なので、ぷらっと日帰り温泉に来た私は待つことに
長く待つことになるかと思っていたら、10分足らずで混雑が落ち着いたようで、ご案内いただきました

昭和な雰囲気があるので、浴槽もそれなりの年季を感じさせますが、それがまたいい!


ここでゆっくりくつろぎたくなるような雰囲気。このまま滞在したいところやが、そうも言ってられないので、小1時間ほど温泉でのんびりして御暇しました
湯冷まし兼ねて帰りも徒歩で駅まで

駅に着いて切符を買おうと思ったら、
券売機があらへん!!!窓口もとっくに閉まってる!
しょうがないので、切符を買わずに乗車して、青山駅で精算することにしました。


金田一温泉から盛岡駅の手前、青山まで乗って帰りました

切符を回収している駅員さんに事情を話して精算
駅員さんから、切符うりばで青山発金田一温泉行きの切符を買ってそれを渡してちょうだいと
その発想はなかった
と言ったところで、岩手県北エリアの地域資源をめぐるディープツアーはこれにてお開き
ここまで御覧下さった皆様ありがとうございました!



