AI画像生成が思い通りにならない?DALL·Eとのギャップとその理由、対策まとめ

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AI画像生成が思い通りにならない?DALL·Eとのギャップとその理由、対策まとめ

25/05/22

きのぷー
きのぷー

こんにちは、たかみかんブログへようこそ(*> ᴗ •*)ゞ

今回は、AI画像生成サービス「DALL·E(ダリ)」を使っていてよく起こる「思っていたのと違う!」問題について掘り下げてみます。

早速行ってみましょう!

今日のお題:AI画像生成が思い通りにならない?DALL·Eとのギャップとその理由、対策まとめ

あらかじめご了承ください

この記事は2025年5月22日時点の情報をもとに書いています。今後、機能や仕様が変わる可能性もあります

はじめに

最近では、ブログのアイキャッチ画像やSNS投稿の素材に、AI画像生成を使う方も増えています。

でも、プロンプト(指示文)をしっかり書いたつもりでも、

「なんか違う…」

「全然伝わってない…」

という体験、ありませんか?

本記事では、DALL·Eとユーザーの間に生じがちな「ギャップ」とその原因、DALL·Eの得意・不得意なこと、そしてトラブルを減らすための対策をまとめました。

よくあるフィードバック・悩み(画像生成に関するもの)

本題に入る前に、DALL·Eや他の画像生成AIに関してユーザーから多く寄せられる悩みやフィードバックをご紹介します。

1. 「プロンプト通りに出ない!」

  • 「ちゃんと説明したのに違う画像が出てきた」
  • 「こっちは“女性二人”って書いたのに、一人だけ出てくる」
  • 「“青い空と富士山”って言ったのに夕焼けだった」

👉 要因:AIは単語単位での理解が中心で、文脈や重要度の優先順位がうまくつけられないことが多いです。

2. 「人物の手・顔・目が変」

  • 「指が6本ある」
  • 「目が合っていない」
  • 「顔が歪んでる」
  • 「変なポーズでバランスがおかしい」

👉 要因:DALL·Eはかなり改善されていますが、手や顔などの構造的に難しいパーツは破綻しやすいです。特に複数人や動きのある構図はリスク高め。

3. 「日本語の文字が使えない・崩れる」

  • 「看板の文字がぐちゃぐちゃ」
  • 「漢字が間違ってる・意味不明」

👉 要因:DALL·Eは英語圏ベースの学習モデルのため、以前よりも日本語テキストの精度は向上したものの、依然文字崩れが生じることがあります。タイポグラフィを扱う場合はPhotoshopなどで後から加える方が安心です。

成功するビジネスの10のヒント
文字崩れの例(2025年6月生成)

4. 「同じプロンプトでも毎回違う画像が出る」

  • 「1回目はよかったのに、再生成したら全然違った」
  • 「安定して同じ絵が出せない」

👉 要因:画像生成AIは確率的な出力をしているため、同じ指示でも少しずつ違う画像になる仕様です。完全な再現性はないことが多いです

5. 「日本の文化・服装・風景が微妙にズレてる」

  • 「畳の部屋なのに洋風の家具」
  • 「着物の帯が変な位置」
  • 「鳥居の形がおかしい」

👉 要因:「着物」「神社」「和室」などは英語データでも見かけますが、細部の文化的理解が浅いため、正確さには限界があります。

6. 「修正や再調整が難しい」

  • 「ここだけ変えたいのに全部変わってしまう」
  • 「もう少しだけ直したいのに再生成しかできない」

👉 要因:現状のDALL·Eのインターフェースでは、「ここだけ変える」ような細かいリビジョンは難しいです(Inpainting機能の精度も課題あり)

7. 番外編:感情的なフィードバック例(多くは誤解も含む)

OpenAIのサポートには、感情的なフィードバックが寄せられることも少なくないようです。例えば...

  • 「AIなのに日本語が通じないなんてありえない!」
  • 「こんなクオリティで商用利用できるの?」
  • 「この程度なら自分で描いたほうが早い!」

こうした声の多くは、「AI=完璧に理解してくれる」という期待値の高さとのギャップから来ています。

特に日本語ユーザーにとっては、「ちゃんと伝えたのに通じない」ことがストレスになりやすいようです。

よくあるギャップの例

  • 人物の表情が不自然
  • 服装や小物がイメージと違う
  • 構図がズレている
  • 背景が意図と違う場所になる
  • 複数人を描いてと言ったのに1人だけ描かれる
  • 日本の風景を頼んだのに外国っぽくなる

DALL·Eは非常に高性能な画像生成AIですが、

「細かいニュアンス」

「文化的な背景」

「前後の文脈」

などはまだ完璧ではありません。

パフェと笑顔のひととき
何か構図が変(2025年6月生成)
きのぷー
きのぷー

路地のど真ん中でパフェを食べるわ、コーヒーカップの文字が微妙だわで、プロンプトの作成には毎度苦慮しています😓

ギャップを生む主な要因

(1)ユーザー側の曖昧な表現

たとえば「可愛い女の子」といっても、見る人によって「可愛い」の定義は違います。DALL·Eは英語をベースとしたモデルのため、曖昧な日本語表現は特に伝わりにくいです。

(2)DALL·Eの文化的理解の限界

「和風」「昭和レトロ」「静岡のお茶屋さん」といった日本独自の文化・美意識は、DALL·Eが正確に再現できないことがあります。

(3)プロンプトの構造ミス

先述のとおり、AIは順序や優先度に影響を受けます。たとえば、

  • 「赤い着物の女性が富士山の前で座っている」
  • 「富士山の前に座っている女性が赤い着物を着ている」
    この2つでも出力結果が変わることがあります。

(4)DALL·Eの“創作癖”

DALL·Eは「正確な再現」よりも「見栄えする画像」「芸術的な構成」を優先する傾向があります。つまり、勝手に“盛って”くるのです。

DALL·Eが得意なこと

DALL·Eの強みを活かすと、思い通りに近い画像を得やすくなります。

得意なこと内容
美術的・幻想的な画像抽象画、幻想風、アート寄りの表現が得意
商品や物体の単体描写コーヒーカップ、文房具など単一物体は精度高め
絵本風・イラスト風画像絵画調や水彩風の処理はとても上手
中景〜遠景の風景画像広がりのある自然・都市風景など
設定したスタイルの再現「水彩画風」「ジブリ風」「ポスター風」などのスタイル指示は比較的得意

DALL·Eが苦手なこと

一方、以下のようなシーンでは注意が必要です。

苦手なこと内容
複雑なポーズ・構図特に人が複数いると破綻しやすい
特定の人物・実在の著名人顔が似ない・違う人物になることが多い
日本の伝統・文化の細部再現浴衣と着物の区別がつかないなど
漢字・日本語の描写看板や本の文字などが崩れることがある
時間・季節の表現指定しないと季節感のズレが出ることも

ギャップを減らすための対策

(1)プロンプトは具体的に、かつ英語併記も視野に

例:

「富士山の前で赤い着物を着た女性が座っている。春の桜が背景にある」
→ “A woman wearing a red kimono sitting in front of Mt. Fuji, with cherry blossoms in full bloom in the background, in spring”

(2)1回で理想を出そうとしない

AIは1回で完璧な画像を出すとは限りません。微調整を重ねながら、複数パターンを出して選ぶほうが効率的です。

(3)スタイルを指定する

「水彩風」「漫画風」「昭和レトロ風」「ジブリ風」など、雰囲気や画風の指定を加えると精度が上がります。

(4)DALL·Eに得意なパターンを任せる

「複雑な日本文化の再現」は避け、象徴的なイメージ(赤い鳥居、富士山、桜など)に絞って描かせると精度が上がります。

どうしても合わないときは?

  • 他の画像生成AI(Midjourney、Stable Diffusion)を試す
  • イラストACなどの素材サイトを併用する
  • イメージに近い写真を使って「画像編集」としてAIに修正してもらう(DALL·Eでも可能)

まとめ:ユーザーの悩みに対する“使いこなし”のコツと対策

よくある悩み1:プロンプト通りに出ない

原因:曖昧表現、順序ミス、文脈の欠如

対策・コツ
✅ 主語+動作+背景の順に具体的に書く
✅ 抽象語(かわいい、素敵など)は避けるか補足を加える
✅ 英語も併記(和訳より、英語のままの方が通じやすい)

よくある悩み2:人物の顔・手・目がおかしい

原因:解剖学的に難易度が高い部位

対策・コツ
✅ 顔・手を小さく構図に入れる
✅ イラスト風・絵本風で誤魔化す
✅「後ろ姿」や「横顔」「遠景」を使う

よくある悩み3:日本語の文字が描けない

原因:モデルが英語ベース・日本語学習量が少ない

対策・コツ
✅ 看板・書類・本などは空白にして、あとでPhotoshopやCanvaで入れる
✅ 英語表記で出力してあとで翻訳する
✅ 画像に「文字のスペース」とだけ指示する

よくある悩み4:出力結果が安定しない

原因:AIは確率的生成(同じ指示でも変わる)

対策・コツ
✅「スタイル統一」「カメラアングル指定」でばらつきを減らす
✅ 「seed」設定(APIや一部ツールで可能)で再現性を高める
✅ 出力された画像の中から「一番マシなもの」を元にリファレンスを作成し直す

よくある悩み5:和風文化が微妙に違う

原因:モデルの文化理解が浅い

対策・コツ
✅「和風」より「Japanese-style tatami room with sliding doors」など具体的に指示
✅ 写真を参考にした構図の英語プロンプトを使う
✅ 本物そっくりを求めすぎない(雰囲気重視に切り替える)

よくある悩み6:一部だけ修正できない

原因:編集機能が限定的、意図伝達が困難

対策・コツ
✅ DALL·Eの「編集」機能でマスクを活用する(ただしまだ不安定)
✅ 画像編集ソフトと併用(Canva、Photopea、Photoshop)
✅ 修正はテキストでなく、画像リファレンスの再アップで

プロンプト作成の5つのポイント(覚えやすいよう簡略化)

  1. 誰が(Who)
     例:A Japanese woman, a child, a cat...
  2. どんな格好で(What)
     例:wearing a red kimono, holding a teacup...
  3. どこで(Where)
     例:in a tatami room, in front of Mt. Fuji...
  4. いつ・どんな雰囲気で(When/How)
     例:in spring, during sunset, calm atmosphere...
  5. どんなスタイルで(Style)
     例:in watercolor style, in Ghibli-style, retro poster look...

この順序で英語プロンプトを書くと、AIに伝わりやすくなります。

補足テクニック

  • 比較して伝えると良い:
    「like Studio Ghibli」「in the style of a vintage Japanese postcard」など、既存のスタイルを例にする
  • 最初は“素材作成”感覚で:
    完成品を出そうとせず、「画像の土台」をAIに作ってもらい、あとで整える前提で使うとストレスが減ります
  • リファレンス画像の併用:
    できるだけ見せたほうが早い。DALLEでもリファレンス画像のアップロード(Image Prompt)が使えます

おわりに

AI画像生成はまだまだ発展途上の技術ですが、「使い方のコツ」を知っておくことで、ぐっと使いやすくなります。

DALL·Eと“仲良くなる”には、言葉の伝え方と諦めずに試す根気が大切です。

ブログやSNS、チラシ作りにDALL·Eを活用している方の参考になれば幸いです。

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