
こんにちは、たかみかんブログへようこそ(*> ᴗ •*)ゞ
画像生成AIを使っていて、「前回と同じ指示のはずなのに、ぜんぜん違う絵が出てきた!」という経験、ありませんか?
今回は「子猫が密集して眠る写真風の画像」をテーマに、ChatGPTと画像生成を繰り返す中で起こった“突然変異”の謎に迫ります。理由と対策を知っておくと、よりイメージに近い画像をスムーズに手に入れることができますよ。
早速行ってみましょう!
今日のお題:画像生成が“突然変異”した!ChatGPTで子猫画像を作ってわかったこと
あらかじめご了承ください
突然、猫の構図が変わった!?
今回の生成テーマは「子猫が密集して寝ているリアル写真風の画像」。
最初は理想に近いイメージで、毛色や品種のバランスを調整しながら進めていましたが……




は!?なんじゃこりゃあ~!
子猫が密着している画像のイメージを修正したのにいきなり
「富士山を背景に、トマトや干物のそばに並ぶ子猫たち」
という、完全に別ジャンルの画像が登場。
「いや、毛色バランス調整したいだけやってんけど!💦」
困惑しました。

ネタじゃなくて実話です
なぜ突然変異が起きるのか?(主な原因)
どうして一見、意味不明な事象が起こるのでしょうか。主な原因は2つあるようです。
1. AIが“文脈”を自由に解釈してしまう
ChatGPT + DALL·Eの画像生成では、前のプロンプト(指示文)だけでなく、直近の会話文全体も参考にしています。
そのため、やや曖昧な表現や前後の言葉の“雰囲気”をAIが「拡大解釈」することがあります。
今回のケースでは、
- 「黒猫が多すぎた」→ バランスを変えよう
- 「表情を変えて」→ 多様なシーンを演出しよう
- 「明るく」→ 屋外の明るい光を使おう
という意図をAIが読み取り、結果的に構図やシーン自体を変えてしまったのです。

ちょっと変えてほしいところを全部変えられることは少なくないです。
2. 画像生成エンジンの“創作性”が高い
特にDALL·Eは“写真のように見える創作”が得意なため、プロンプトが少し曖昧になると創造的な解釈を加えることがあります。
言い換えると「ちょっとした言葉の違いで、全体の構成まで変わってしまう」ことがあるのです。
対策:イメージ通りの画像を得るコツ
1. 構図をはっきり指定する
「密集して眠る構図」「背景なし」「アップで」など、カメラアングルや距離感、背景の有無を明示しましょう。
2. 「変えたい部分」だけを具体的に書く
「前回と同じ構図で、猫の毛色バランスだけ調整して」など、前の画像は保持したいのか/どこだけ変えるのかを明確に伝えると、AIが勝手に構図を変える可能性が減ります。
3. 過去の画像を毎回見せるのも効果的
画像をアップロードして「この構図を基に」と添えると、変化が少なくなります(ChatGPTの画像参照機能を活用)。
4. 想定外でも“面白い誤作動”として活かす
今回は「突然、静岡名産の子猫写真」になりましたが、これはこれでユニーク。
“失敗”をネタにする柔軟性も、画像生成との上手な付き合い方です。
結び:
画像生成AIとのやりとりは、まるで“絵が描ける相棒”との共同制作のようなもの。
完璧を目指しすぎると疲れますが、「ズレ」や「偶然」から生まれる発見もまた面白さの一つ。
突然変異の正体を知って、もっと自由に、もっと楽しく画像生成AIを使っていきましょう!
この記事のきっかけになった“富士山と子猫と干物”の画像は、後日、静岡ネタでしっかり使うことにします。
「失敗は、アイデアの種」なのかもしれませんね。