こんぬづわー、元・盛岡市地域おこし協力隊きのぷーです (*> ᴗ •*)ゞ
今回は、起業初心者・小規模事業者必見!「「損益分岐点売上高」を理解して安定経営を目指そう」と題し、赤字にならないためには、最低限必要な売上を把握することが大事ですよというお話です。是非最後までお付き合いください(^∀^)ノ
早速行ってみましょう!
今日のお題:起業初心者・小規模事業者必見!「損益分岐点売上高」を理解して安定経営を目指そう
はじめに
事業を始めると、「売上を上げないといけない」と思うのは当然のこと。
しかし、やみくもに売上を追いかけるだけでは、気づいたら赤字が膨らんでいた…なんてことになりかねません。
そこで重要なのが 「損益分岐点売上高」 です。
「損益分岐点売上高って何?」
「どうして知っておくべきなの?」
という疑問を持つ方に向けて、できるだけわかりやすく解説していきます。
損益分岐点売上高とは?
簡単に言うと、赤字にならずに済むために最低限必要な売上のこと です。
つまり、このラインを超えれば利益が出て、超えなければ赤字になってしまいます。
計算式は以下のとおりです
損益分岐点売上高 = (固定費+利益) ÷ 限界利益率
それぞれの要素を簡単に説明すると:
- 固定費:毎月かかる費用(家賃、人件費、水道光熱費など)
- 利益:目標とする利益額(ゼロにすると本当の損益分岐点がわかる)
- 限界利益率:売上から変動費(仕入れや原材料費など)を引いた「限界利益」の売上に対する割合
たとえば、固定費が30万円、限界利益率が50%なら、
損益分岐点売上高 = 30万円 ÷ 0.5 = 60万円
つまり、最低でも60万円の売上がないと赤字になってしまう ということです。
損益分岐点売上高を知るべき4つの理由
1. 目標売上の設定ができる
「とりあえず売上を増やそう!」ではなく、いくら売れば黒字になるのか を明確にできます。
例えば、
- 目標利益を10万円にしたい場合
- 固定費30万円、限界利益率50%
なら、
損益分岐点売上高 = (30万円+10万円) ÷ 0.5 = 80万円
つまり、80万円の売上を目標にすれば、10万円の利益を確保できる わけです。
2. 価格戦略やコスト管理に役立つ
「値下げすれば売れる」と考える人は多いですが、値下げをすると限界利益率が下がり、損益分岐点売上高が上がってしまいます。
例えば、
- 商品単価を10%下げると
- その分、もっとたくさん売らないと赤字を回避できない
逆に、
- 固定費を削減すると損益分岐点売上高が下がり
- それほど売上を上げなくても黒字化しやすくなる
つまり、価格設定やコスト削減の戦略を考えるときの重要な指標になります。
3. 事業のリスク管理ができる
「このままの売上ペースで大丈夫かな?」と不安になることもあるでしょう。
そんなときに、損益分岐点売上高を知っておけば、
- 今の売上と比較してどのくらい余裕があるか
- もし売上が落ちたら、どこまで耐えられるか
を把握でき、早めの対策を考えられます。
4. 資金繰りの計画が立てやすくなる
事業を続けていくうえで「お金が足りない!」という状況は避けたいもの。
損益分岐点売上高が分かっていれば、
- 必要な売上の目安をつけて資金計画を立てられる
- 売上が低い月でも、どこまでなら耐えられるか判断できる
といったメリットがあります。
まとめ:事業の安定には「損益分岐点売上高」の把握が必須!
起業したばかりの頃は、「売上を伸ばすこと」ばかりに気を取られがちですが、大事なのは
「最低限いくら売れば黒字になるのか」
を知ることです。
そのためには、
損益分岐点売上高を計算し、それを超える売上を確保する戦略を立てることが大切
です。
まずは、
- 固定費を把握する
- 限界利益率を計算する
- 損益分岐点売上高を算出する
- 売上目標や価格戦略を見直す
という流れで、自分のビジネスに当てはめて考えてみましょう!
事業を長く続けていくためにも、しっかりと損益分岐点を意識し、無理のない経営を目指してください。