こんぬづわー、元・盛岡市地域おこし協力隊きのぷーです (*> ᴗ •*)ゞ
今日は、「これだけは押さえよう!起業初心者のための「最低限の数字管理」」と題し、事業を安定させる上で最低限押さえておきたい数字管理のポイントをまとめました。是非最後までお付き合いください(^∀^)ノ
早速行ってみましょう!
今日のお題:これだけは押さえよう!起業初心者のための「最低限の数字管理」
はじめに
起業を考えている方や、事業を始めたばかりの方にとって、「お金の管理」は大きな課題です。
特に、「数字が苦手…」という人にとっては、財務管理がハードルに感じられるかもしれません。
しかし、細かい会計知識をすべて覚える必要はありません。
最低限押さえておけば、事業を安定させることができる「数字管理のポイント」を解説します。
1. 売上に連動する費用(変動費)と固定費の違いを理解する
事業の費用には、「売上に応じて変動する費用」 と 「売上に関係なく発生する費用」 の2種類があります。
変動費(売上に連動する費用)とは?
売上が増えると増え、売上が減ると減る費用のこと。
主な例:
- 物販業 → 仕入れ原価、販売手数料、送料
- サービス業(コンサル・講師業など) → 成果報酬の外注費、セミナー会場費
- IT・デジタルビジネス → アプリのダウンロードごとの手数料
固定費(売上に関係なく発生する費用)とは?
売上の大小にかかわらず、毎月決まってかかる費用のこと。
主な例:
- 事務所・店舗の家賃
- 従業員の固定給
- サーバー代、通信費
- 広告費(定額契約)
売上に連動する費用の見極めポイント
- 「売上がゼロなら発生しないか?」 → Yesなら変動費、Noなら固定費
- 「1件あたりの売上に対して、必ず発生するコストか?」 → Yesなら変動費
- 「契約や仕入れが一括か、都度発生するか?」 → 都度なら変動費、一括なら固定費
変動費と固定費の違いを理解することで、ビジネスのリスクを把握しやすくなります。
2. 損益分岐点を知ろう(赤字か黒字かの分かれ目)
損益分岐点とは、「利益がゼロになる売上高」 のこと。計算式は以下の通りです。
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷(1 - 変動費率)
- 変動費率 = 変動費 ÷ 売上
- 損益分岐点以上の売上を確保できれば黒字、それ以下なら赤字
具体例:
- 毎月の固定費:50万円
- 変動費率:40%(売上の40%が仕入れや手数料として消える)
→ 損益分岐点売上高 = 50万円 ÷(1 - 0.4) = 83.3万円
つまり、毎月83.3万円以上売らないと赤字 になります。
このラインを超えられるかどうかが、事業を継続するカギになります。
自分の事業の損益分岐点を計算し、「最低限必要な売上」を明確にしましょう。
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3. 生活費を確保するための必要売上を逆算する
ビジネスを続けるためには、「最低限の生活費 + 固定費」 を売上から確保する必要があります。
自分が最低限確保したい「手取り収入」を考慮して、必要な売上を逆算します。
計算式:
計算式
具体例:
- 生活費:20万円
- 固定費:50万円
- 変動費率:40%
必要売上高 =(20万円 + 50万円)÷(1 - 0.4) = 116.7万円
→ 毎月117万円以上の売上が必要!
この売上をどう確保するかが、事業計画の重要なポイント
ここを意識することで、「目標売上の設定」がしやすくなります。
4. キャッシュショートを防ぐための運転資金を確保する
利益が出ていても、手元のお金(キャッシュ)が足りなくなれば、事業は続けられません。
「利益が出ていても、現金が足りずに倒産する」というのはよくある話です。
最低3か月分の運転資金を確保するのが基本
運転資金とは、事業を継続するために必要な手元資金のことです。
運転資金 =(固定費 + 仕入れなどの変動費)× 3か月
具体例:
- 固定費:50万円
- 変動費:40万円(売上100万円に対して40万円の仕入れや手数料)
→ 1か月の総コスト = 90万円
→ 3か月分の運転資金 = 90万円 × 3 = 270万円
手元に270万円の資金があれば、3か月間売上ゼロでも事業を続けられる ということ。
資金繰りが不安な場合は、補助金や融資も検討しましょう。
5. 事業別の数字管理のポイント
① 物販ビジネス(仕入れ販売)
✅ 仕入れコストと在庫管理がカギ → 売れ残ると資金が固定される
✅ キャッシュフロー(お金の流れ)に注意 → 仕入れ後に売上が入るまでの期間を意識
✅ 在庫を持ちすぎると資金が固定されるので注意
② サービス業(コンサル・講師業など)
✅ 在庫リスクはないが、固定費(広告・人件費)を抑えることが重要
✅ 売り上げが読みにくい(収入が不安定な)ので、複数の収入源を作るのが重要
✅ 先払い・サブスク型の収益モデルが有効
③ IT・デジタルコンテンツ(アプリ・Webサービスなど)
✅ 開発コストがかかるため、黒字化までの資金計画が重要
✅ サブスク型収益モデル(継続課金)が安定しやすい
✅ 運営コスト(サーバー代・広告費)を把握する
まとめ|最低限の数字管理はこれだけ!
起業初心者でも、以下の5つを押さえれば事業を安定させられます。
- 売上に連動する費用(変動費)と固定費を見極める
- 損益分岐点を計算し、赤字ラインを把握する
- 最低限の生活費を確保するための売上高を知る
- 3か月分の運転資金を確保して資金ショートを防ぐ
- 事業の特性に合わせた数字管理を意識する
これらを理解することで、ビジネスを計画的に進めることができます。
まずは、自分の事業に合わせて「最低限の数字」をシミュレーションしてみましょう!